オンプレミスで保守を行う場合にはハードウェア故障時の修理や交換などの対応が必要ですが、AWSはクラウドサービスでありAWS側が対応するので、利用者としてハードウェアに関する保守の必要はなく、保守業務として行わなければならないものは「ミドルウェア更新」「セキュリティパッチ適用」「構成管理」などの業務が中心になります。
AWSが提供しているシステムでは、AWS側が責任を負う部分とAWSサービスを利用している側が責任を負う部分を明確に区分する「責任共有モデル」が採用されています。クラウドそのもののセキュリティはAWS側の責任下にあり、クラウド内におけるゲストOSやミドルウェア、アプリケーションなどのセキュリティはAWS利用者側の責任下にある契約です。利用者側はシステムを正常に動作させるための監視・障害対応やシステムに対するセキュリティ対応、技術的な課題解決のための技術サポートなどの対策を講じる必要があります。
カスタマーサービスや、ドキュメント、ホワイトペーパー、AWS re:Postが年中無休で利用できるほか、顧客のパフォーマンス向上やセキュリティ強化をサポートする 「Trusted Advisor」の主要なチェックやガイダンスにアクセスできます。また、AWS のサービス状態がパーソナライズされた表示やリソースが影響を受けたときのアラート機能はすべての利用者に提供されています。
AWS の各種サービスをお試しの方やテストを希望する方におすすめのプランです。AWSSupport のプレフィックスが付いたサポートオートメーションワークフローへのアクセスが可能で、最低請求額の29.00USDまたは月額AWS利用料の3%です。
AWS に本番環境のワークロードを持っている方におすすめする最小枠のプランであり、本番システム障害・ダウンやチェックのフルセットが含まれます。最低請求額の100.00USDまたは月額AWS利用料の金額に応じて3%~10%の料金が課されます。
ビジネスクリティカルなシステムダウンや年1回のコンサルティングレビューとガイダンスなどが含まれているプランです。AWS Managed Services とAWS re:Post Privateも含まれていて、最低請求額の5,500.00USDまたは月額AWS利用料の10%です。
担当のテクニカルアカウントマネージャー (TAM) が顧客のアプリケーションやユースケースに応じたアーキテクチャや運用ガイダンスを提供し、最大価値が得られるように支援を行います。最低請求額の15,000.00USDまたは月額AWS利用料の金額に応じて3%~7%の料金が課されます。
AWS を使用することで2年間でインフラストラクチャコストを 50%以上削減できた事例です。AWS エンタープライズサポートはテクニカルアカウントマネージャーがプロアクティブなアーキテクチャガイダンスを提供し、サービスチームメンバーやソリューションアーキテクトなどの AWS エキスパートへのアクセスを調整することで、コアビジネスとイノベーションに集中できるように支援しています。
引用元:https://aws.amazon.com/jp/solutions/case-studies/fanduel-support/
1999年にVolvo、Telia、Ericssonの合弁会社として設立されたWirelessCarの事例です。AWS Support は、WirelessCar がコストを削減や時間の節約をしながら、アプリケーションとサービスの利用の改善を支援しています。
引用元:https://aws.amazon.com/jp/solutions/case-studies/wireless-car-support/
保守サポートの業務は幅広いものであり、外部に委託するにあたっては委託の範囲・妥当性を十分に検討する必要があります。しかし中には、業務の属人化を課題として抱えている企業が多くあり、担当者の辞職に伴い内容が分からなくなっているケースも少なくありません。そのような場合は最低限実現したいことをまとめておきましょう。
委託業者はクライアントからの依頼に基づき、仕様書(業務内容)と費用を検討することになりますので、委託したいことを整理して相談しましょう。その中で対応範囲とコスト・実現可能性についてしっかり提案してくれること、提案内容に関するリスクの説明の有無も一つの判断基準です。
組織に与えられるAPNランクがアドバンストティア以上である業者がおすすめです。アドバンストティアの上位にはプレミアティアがあり、こちらもおすすめです。このランクはAWSにおける一定程度の知識・経験を持っていること、並びに対応できる認定技術プロフェッショナル、認定ビジネスプロフェッショナルが所属していることを求められています。ぜひ参考にしてください。
APNランクは組織に与えられるものですが、個人に与えられるAWS認定にも着目しておきましょう。こちらもAWSに関する一定程度の知識や経験を持っていることを認定されるものです。なお、AWS認定エンジニアに関しては、以下の3つの資格を持つエンジニアが心強い、と覚えておくとよいでしょう。
AWSにおいてワークロードをデプロイ・管理・運用する技術力を認定される資格です。モニタリングや保守・セキュリティコントロールなどの実施におけるスキルや知識を検証する試験をクリアした専門家です。
ソフトウェア開発とクラウド運用を繋ぐ高度なスキルを認定される資格です。AWS 上の分散アプリケーションシステムのプロビジョニング・運用・管理に関する高度な専門知識を示すものです。
幅広いAWSサービスに関する技術的な知識・スキルを認定する資格です。コストとパフォーマンスが最適化されたソリューションの設計に重きを置いています。
AWSの運用をお任せするのは「手段」で、目的は抱えている課題を解決するため。ここでは代表的な委託理由を3つご用意しました。
目的別に、おすすめの運用代行パートナーをご案内します。
引用元:公式HP
https://denet.ad.jp/
Web開発や自社サービスを運営している会社など、そもそもAWSの運用がメイン事業ではない場合、運用部門がコストセンターになってしまっていることも。
本来取り組むべきなのは、もちろん会社のコア業務。注力したいなら、いっそのこと運用を丸投げしてしまう、という手もあります。
引用元:株式会社サーバーワークス
(https://www.serverworks.co.jp/)
日々の運用で起こるのは、サーバーの再起動やパッチ適用といった定型業務ばかり。
個別のトラブルは別ですが、決まりきったフローに社内のリソースを使いたくない場合、定型業務はアウトソースしてしまうのもあり。さらにラクしたいなら、自動化処理してくれるパートナーを見つけるのがベスト。
引用元:クラスメソッド株式会社
(https://classmethod.jp/aws/)
運用を任せきると安心ですが、社内にノウハウが溜まらないのが気になる。今のところ運用は委ねたいけれど、ゆくゆくは内製化していきたいので、そこまでサポートしてもらいたい。
それなら伴走しながら運用のノウハウも教えてくれるような、内製化支援ができるパートナーが理想的。